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月別アーカイブ: 2025年9月

屋根の構造はどうなっている?

 

 

こんにちは。

River Upです!

 

 

朝晩が涼しくなってきましたね。

日中はまだまだ暑い日が続いていますが、

少しずつ秋が近づいてきているのを感じますね。

 

今回は屋根構造についてご紹介します。

屋根は建物を風雨などから守る重要な役割を担っています。

ただ瓦を葺くだけでなく、その下には屋根の耐久性や、防水性など、

建物を守るための様々な構造があります。

 

こちらは野地板になります。

屋根の骨組みである垂木と呼ばれる、太い木材の上に張ります。

瓦やその他の屋根材をしっかりと支え、

屋根全体の強度を保つための、重要な土台の役割を担っています。

耐久性に優れた、合板や杉板が使用されるのが一般的です。

写真は、所謂【コンパネ】と呼ばれる構造用合板になります。

 

野地板の下は天井になっています。そのため劣化すると、

侵入した雨水が、劣化した野地板から浸み込み、

ぽたぽたと天井に水が落ち、最悪の場合雨漏りにつながります。

 

屋根の点検の際は必ず野地板の状態を確認することが大事です。

 

次に防水シートです。

一般的に【ルーフィング】と呼ばれています。

野地板の上に貼り、屋根の二次防水層としての役割を担っています。

瓦の隙間などから侵入した雨水が、屋内に侵入するのを防ぐ、

いわば屋根の防水構造においての、要ともいえる部材です。

 

防水シートが劣化すると、そこから雨水が侵入し、

下の野地板を徐々に腐食させていきます。

また劣化に限らず、防水シートが軒先や破風、棟部分などに

きちんと貼られていないと、同じように野地板や垂木を腐食させます。

 

劣化した防水シートを貼り替えるだけでも、

雨漏りを防ぐことができます。

防水シートが劣化していないか、きちんと貼られているか、

定期的な点検が大事です。

 

 

 

今回は屋根の構造についてお話しました。

普段は目にすることのない瓦の下ですが、

屋根を守る、建物を守るための屋根構造が存在しています。

 

野地板、防水シートの劣化は、雨漏りなどの

屋根のトラブルにつながる、大きな原因となります。

定期的な点検はもちろんのこと、雨が続いた時、

台風が来た際などは屋根の点検を受けることが大切です。

劣化が見られた場合は、専門業者に依頼し、早めの対策を行いましょう。

 

定期的に点検やメンテナンスを行うことで、

屋根が長持ちし、結果、家全体の安心につながります。

 

 

 

 

River Upでは、工事は勿論のこと、

アフターフォローも万全にしております。

点検やご相談なども無料で行っております!

屋根のことで気になることなどありましたら、

お気軽にご連絡ください!

 

 

River Up  川上 皐

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